Hey!Say!JUMP ニューアルバム『JUMPingCAR』の感想

 

 

フラゲ日から一週間も経って今更だけどHey!Say!JUMPの4枚目のアルバム、『JUMPingCAR』についての感想!

飽きっぽい性格ゆえ、たった1年前好きで好きで死にそうだったものが今では何の興味もない、なんてことを繰り返すのがザラ。醒めてしまうとグッズも処分してしまうので、好きだった気持ちごと嘘だったみたいになってしまう。それはとても虚しいなぁと思って、このアルバムへの熱量を残しておくための記録として書きます。毎度のことながら読んでも何の参考にはならないので「レビュー」ではありません。

 

 

 

・あくまで個人的な感想(捻くれた人間によるもの)
・曲ごとに熱量が違いすぎる
・当方曲を聴く際は歌詞を重視してしまう傾向にあるのであしからず


 

 

  • 『Fantasist』

最初『School Girl』 始まんのかと思った。

 

  • 『JUMPingCAR』

「ウィークエンダ―っぽい!(最上級の褒め言葉)」というのがファーストインプレッションで、以降も変わってないかな。つまりは大好きってことです()
ポップで可愛くて、でも子供っぽくはなくて、ちょいちょいラップが挟まれてて、パートがころころと移り変わっていく様が、多人数グループならではの「選り取り見取り感」を醸し出してるよね。JUMPのそこに惹かれたウィークエンダ―厨としては好きにならない選択肢なんて初めから無かった。
てかこの曲だけじゃなくてアルバム全体としてみてもそういう曲が多いかもね。聴いてて無条件に楽しくなれる曲大好き。
あとマリオの音使われてんのもおっ!ってなった。

 

  •  『Walk』

イントロから良曲だってわかるもん。とにかく爽やか。聴けば聴くほど好きになってきた。

 

  • 『Shen SHera Shen』

耳に残る。「シェン シェラ シェンゲ パンダリロン」って実は深い意味があったりすんのかなぁ。歌詞嫌いじゃないなぁ。

 

  • 『ウィークエンダ―』

発売から大分経ってるので今更…って感じだけど…
なんといっても私にJUMPの魅力を教えてくれた曲なので去年12月時点なら1万字くらい書けたかもしれないけど、さすがにもうそんな熱量がないです。
でもJUMPの曲を色々知った今でもやっぱ一番好きなのはこの曲に変わりないし、私のプレイリスト1000曲以上ある中で再生回数3位だし(1位じゃねーのかよって感じだが)、
未だにシャッフルでこの曲が来たら絶対飛ばさない。

曲調(キャッチ―で耳に残るし終盤にかけて盛り上がる大人数でのカラオケにも最適。)も、歌詞(誰にでも普遍的でわかりやすくそれでいて斬新な言葉選び。「ラブミサイル」や「恋はキラリミステリー」などのキラキラアイドルなワード。捉えようによってはオトナな意味合いにも取れてさらにはドラマにも絡められているなど細工が多い。)も、振り付け(客が真似る際には覚えやすく真似しやすく、それでいてメンバーがちゃんと踊るには技術の要る凝ったダンス。大人数を活かしたダンス対決シーンやスローな動きになる部分や前後に分かれての操り人形みたいな振りなど印象に残る振りが多い。)も、パート割(ワンコーラスに全員のパートが割り振られているためTVサイズの歌唱においても全員がカメラに抜かれる利点がある。ラブミサイルを安易に山田くんにせず、髙木くんにするあたりも素晴らしい判断。有岡くんのラップによって盛り上がりに盛り上がった後、山田くんのソロで最後はスマートに締めるのもニクイ。)も、すべてがこれ以上ないほど完璧。

※それぞれの魅力にちょっとずつ補足を付け加えるつもりが予想外に書きたいことがたくさんあったために括弧内が長くてクソ読みづらくなった。私は未だにウィークエンダ―の奴隷だったようだ…

 

  • 『キラキラ光れ』

正直あんま印象無い。これがメディア露出用の曲だったのもったいなくね?JAMPing CARにしろよー。「キラキラ光れ」っていうタイトルは超好き。ラインダンスお星さまキラキラダンスつんつんダンスも好きだよ。

 

  • 『愛よ、僕を導いてゆけ』

ごめん、怖い…
メロディラインはすごくすごく好きなの。歌謡曲テイストの音も個人的に大好きだし。10000000000000000回くらい言及されてるはずだけど、嵐の「僕らはずっと待ってる、いつまでだって待ってる、どこまでも続いて行く、道で~」って曲が頭に浮かんだけど良曲だし。

好きなんだけどさぁ、ただいかんせん歌詞が…怖すぎワロタ…
だって内容があまりにも相手の反応や意思を丸無理で一方的だからさぁ…ドン引きレベル。
いやこれだって完璧一人で盛り上がっちゃってるストーカー心理だよね?

てかこれってドル(ジャニ)ヲタのアイドルに対する激重な気持ちを歌った歌詞だろ?!?!?!?
そう解釈して聴くとすげえ怖ぇーしすげぇ気持ち悪いしすげぇ共感できるよ!?

君へ続く道のどこかに僕はいるのかな
なるほど、人気が出るほど遠い存在に思えてくるもんね。不安になるよね。

急に君は大人びてしまう それは鋭いナイフのように 僕の胸を裂いてく
ああ、懐古厨乙。若しくは童貞厨乙。

愛されたいわけじゃない 君の全てを愛したい
ね。相手にどう思われてるかなんて気にせず、守られた場所から一方的に好き好き言ってるだけだなんてそんな心地いいことないもんな。

ちぐはぐな二人の距離
うんうん、ヲタクはいついかなる時もアイドルのことを考えているのに向うはこっちの存在すら知らないもんな!?ちぐはぐだな!?

妄想じゃなくて
そうだよな、妄想では新婚生活送ってるはずだし同じ墓に入る予定なのにな。

触れてみたいよ 身体じゃなくてその心
所詮接触イベントなんかじゃ心には触れないもんな。

君が、愛に振り向く日まで 愛よ、僕を導いてゆけ
いよいよ妄想と現実がごっちゃになってきたな…そろそろ事件が起きそうだ…

 

  • 『Fever』

クッソ大好き!!!!!!!!!!!!今回のアルバムで一番好きかも!!!!!
伊野尾慧の低音!!!1番2番共にそんな良いとこでソロパですか!嬉しいです!!あざーっす!!!

そしてこのお祭り感。なんたってフィーバーだもんな。
次の曲とかもそうだし全体的にそういう風に受け取れる曲が多い気がするけど、この歌詞もどう考えても今のJUMPの状況を反映してるよね?サビの歌詞なんてもうまさにだよね!?どんどんどんどん加速度上がってってるイメージな。勢いがぐわーーーん!って感じ(語彙力)!なんかもうワクワクすっぞ!!!
だれもやってないようなエンターテイメント期待のベイベー 華やかに 高らかに 錦飾れ よいよいよい」!!!!!!!!!!!(確固たる意志)

 

  • 『Boys Don’t Stop』

入り『Forever』思い出した。
純粋にかっこいい。まじでラップ曲多いな。でもしつこく感じないのはほとんどテイストが被ってないからなんだろうな。
あと『Hurry up!』にちょっと似てない?(そんな話ばっかですね)
山田くんの「So get upっァ!」でちょっと笑っちゃう。ごめん。

 

  • 『Dangerous』

独特の世界観。なんかディズニーみたい(詳しくないけど勝手なイメージ)。
こういう現実離れした雰囲気が好きなんだよー。こういうの積極的にやってこう?もっともっと現実逃避させて?未知の世界に連れてって?メンバーも言ってたけど僕はヴァンパイア路線だよね。いいよね。

 

 

セクゾのGhostの感想でも似たようなこと書いたんだけど、

tsuguminn.hatenablog.com

 

『愛よ~』然り、これもジャニヲタの自担に抱く感情として捉えて聴くと面白いよ。楽しいよ。
・・・私どんだけこの遊び好きなんだよ。

 

  • 『Chau♯』

かわいい。「Kawaii」を全力でやり切る成人男性集団サイコ―――――!!!Kawaii文化サイコ―――!!!!って叫びたくなる(だが『我I Need You』派)。
衣装とダンスとMV込みで好きだからぶっちゃけ曲だけならそこまでじゃない。

 

  • 『ヨワムシ★シューター』

印象薄いなぁ。普通に好きだけど。たぶんコンサートで聴けばもっと好きになるはず。
めまぐるしい時間の隙間に」「吹き抜ける潮風のような」のとこなんかありがちなメロディだけどまんまと泣きそうになる。

 

  • 『明日へのYELL』

私この曲苦手なんだ…

 

  • 『Farewell』

好き。自分基本アップテンポの曲が好きなのかなー?なんかももクロが歌ってそうじゃない?(適当)
あとやっぱJUMPにはもういいよ、うっせーなしつけえな!ってくらい「JUMP」「JUMP」言っててほしいんですわ。そういう意味で勝訴。

 

  • 『Very Very Happy』

これアンコールで歌って感動のフィナーレ迎える用の曲っすね。CDで聴くとあんま好きじゃないけど、生だったらたぶん泣く。
最後の「ふー!」「いぇー!」「ひゃっほー!」みたいなの苦笑しちゃう。確実にふな●しーとミッキ●マウス居るよね?

 

  • 『Puppy BOO』

この曲今回のアルバムで一番好きかもしれない(二回目)。

伊野尾くん声質がこの曲にハマりすぎていてびっくり。
伊野尾くんが推されてんのは新規の私にとってクソほど嬉しいことなんだけど、独特の声質があんまり合ってないなってとこで乱用されるのは好きじゃないんだ~
でもこの曲はあまりにしっくりきていて歓喜。

冒頭が 伊野尾→髙木→いのたか の流れなんですが、これが完全に私得。
初めて聴いたときからこの部分、私の脳内コンサートでは伊野尾くんと高木くんが背中合わせで目線をチラっと絡ませているんですが、実際のところどうなんですか(迫真)
まぁやらないだろうなぁ(二秒で絶望)

 

てかこれパート割最高っすよね?特に知念さまに「倒れたら困る 君よりも僕がさ」を割り当てたスタッフの有能さよ…

 

ただ歌詞はこれ完全に中学生の夢小説ですよね。
いや、褒めてるんだよ?個人的には現実離れしてればしてるほど好みと言っても過言ではないし、聴いてて恥ずかしくなるくらいの歌詞が好きだから。


もう急に頬赤くして黙り込む女とか夢小説の主人公スペック高すぎだし、それに対して「あれ?なんにもさ、おかしいことは言ってないけどなぁ」とかなんかもう既視感がすごい。

近づかなきゃ何もできない どんな意味か知りたきゃそばにおいでよ」「優しい首輪みたいに手を繋いじゃうぞ」「他の誰かになつくなら お仕置きと言う名のキスしちゃうからね」「手加減しないから」
あーーーーーーーー!!!この台詞たちどれもこれも中学生のとき夢小説で見たやつだーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!ヤンデレ彼氏だーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

夢小説、もしくは少女漫画に登場するSっ気満載のツンデレ俺様キャラ。こういう普段強気な男の切羽詰まった余裕ない表情とかに主人公はキュンキュンするんだけど、多分に漏れずこの男も散々強がってるけど本当はキスがしたいだけみたいですね。

 

恐らくこの男、壁ドンとか頭ポンとか顎クイとか平気でやってきます。
歌詞の中でも思いっきり「その頭撫でたら」って言ってるしな。てか「予想外二人きり」ってことは付き合ってないのか。それなのに頭撫でてんのか。う、うわぁ・・・

 

現実に居たら同じ空気を吸いたくないほど心底くたばってほしい大嫌いなタイプですが、これは楽曲の歌詞なので、おっけーです。(こいつ自分のことをイケメンだと思ってるけど実際は中の下なんだよな。)

余談ですが、この上から目線ドS気取り男を「僕の中では、年上の女性に甘えるみたいな歌詞のイメージ」とか言ってる伊野尾慧くんが私は大好きです!!!!!!!!!!

 

  • 『Viva!9’s SOUL』

ダサい。素晴らしい。「じゃんぷっぷー!」て何。
感動すら覚えました。

だってね、なんで私がKpopやEXI●E系列ではなくジャニーズを好きなのかってね、それはダサいからなんですよ。
ダサかっこいい・ダサかわいいことを、一歩間違えばギャグみたいなことを、ブサメンがやれば完全アウトなダサいことをイケメンが全力でやるのがいいんすよ。(ここでの「ダサい」の用いられ方については語弊ありまくりだろうけど面倒なんで掘り下げません)

これはどう考えてもツアーでやるよね?やらないわけないよね?
メンバーの名前を思いっきり叫べるとかまじアイドルコンサートの醍醐味だし大正解すぎるよね。諦めてたはずの「オカモトケイト!」を誰にも咎められず思いっきり叫べるなんてさ…

あ、有岡担の方は真面目に怒っていいと思う。

 

  • 『殺せんせーションズ(Hey!Say!JUMP ver.)』

アルバム発売が発表された当初、この曲はただの使い回しだろうと思ってました。でもせんせーションズver.とは別物として、パート割を変えたものを収録してくれたんですね。
これは本当にありがたい。ヲタクはこういうのを喜ぶってことをちゃんとわかってくれているスタッフさんたちさすが仕事できますね。途中、お遊び的要素も入れてくれて最高ですわ。ただただありがとうございましたです。
改めて「このセンセーション ずっきゅん と胸突き刺すテンポってすげー!」とか「最大級の愛 受けてみろ」とかトンチキ臭のする素敵な歌詞だなぁ…

 

  • DISCO JOCKEY!!!』

アイセイディスコ!ユーセイジョッキー!ディスコ!ジョッキーディスコ!ジョッキー!

私この曲が一番好きかも(三回目)

ほんとそうでもいいけど、サビがなんとなくアニメ『ドラゴノーツ』のカミシナ・ジン(cv小野大輔)のキャラソン『Venus!venus!』を彷彿とさせた。

私はアイドルの曲は曲そのものよりもアイドルが主役であると考えているし、コンサートは聴かせるよりも盛り上がるのが醍醐味だと思っているのでC&Rのある曲が異常に好きです。
それが安っぽくて嫌と感じる人もいるだろうけど、この曲はC&Rが楽しいのに加え、曲自体が非常にお洒落!(安っぽい表現しかできずにすみませんが)

それと『君は綺麗☆』とかいう台詞を「綺麗」のイデア的存在から吐かれるという倒錯に若干頭が混乱します。
「綺麗」が「綺麗」を口にすることで「綺麗」になるのはその対象ではなく、「綺麗」という言葉の発信者そのものなんだね。「綺麗」は「綺麗」を口にすることでますます「綺麗」になってくね(?)

うああああああ私ほんとこの曲好きだあああツアーでやってほしいよおおおおおお
アンコールでやろうね?その際は是非ともフルでお願いします・・・当方切実です・・・

 

  • 『UNION』

Kakkeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!
これは文句なしにただただカッケーよね。

自分のパートはそれぞれ自分で作詞しているとのことでしたが、これが本当に三者三様、見事に個性があらわれていて、聴いていて楽しい。光くんのパートはいかにも光くんが書きそうだし、有岡くんのパートは有岡くんが書きそうだし、薮くんのパートは薮くんg(略
DJ・D C’omon」で有岡くんに、「今、光る」で光くんに渡る流れ、さいっっっこう!!!
熱い展開。燃えるし萌える。これぞ理想のアイドルラップ!!!男の子同士の結びつき!!!「男の子×男の子」の美しい連携の形!!!まさに U N I O N !!!!!!!
この曲をカラオケで完璧に歌えたら最高に気持ちいいだろうなと思い家で練習しようかと考えていますが、23歳の女が必死でラップを歌う姿は痛々しくてとても人前で披露できるもんじゃなさそうなのでヒトカラ用の曲になりそうです。

 

  • 『ペットショップラブモーション』

初めに言っておくと、私、この曲に対する熱量が違います。というか正確には曲それ自体ではなくそれに付随している価値に対する思い入れが違う。


曲としてどうこう以前にまずな、自分の好きなアイドルが、自ずから獣化パロを具現化してくれているという驚愕の事実を受け止めるところから始めなくてはならないんだ。

これはどれだけすごいことか。
自分のお気に入りのアニメの同人誌と同じ展開が公式でなされたとしたら、どうだろうか。それを考えるとどれだけ衝撃的なのかわかるだろう。(余計わかりにくい気もするが)
そんな夢のようなお話がありますか???「わたしのかんがえたさいきょうのうた」じゃないの????????そんな私にとって都合の良い世界でいいの?????信じられない・・・!って「?」が浮かんでくるところからのスタートです。そしてそれらを噛み砕いて飲み込むまでが一苦労でした。


しかもこの曲の配役やら何やらを伊野尾プロデューサーが決めたらしいじゃないですか。

伊野尾慧ってなんなの・・・?(哲学)

いやなんか新規だからわかんないですけど、一見こういうの照れそうじゃないですか。いや、恥ずかしがってるところを見せた方が余計に恥ずかしさを助長し、むしろ自分から進んでった方が恥ずかしくないことをわかっているのかな。わかんねぇ。ほんとわかんねぇ。
まじ伊野尾慧掴めないわ(恍惚)


自担だからなんでしょうけれども、「伊野尾慧が色々と案を出した」というポイントがペットショップラブモーションという曲に向かう私のエネルギーにおける結構な割合を占めてるわ。


曲の感想なのに話逸れすぎにもほどがあるね。
でもこの曲に対する感想に移る前に、「伊野尾慧は猫である」という客観的事実を見極め、至って冷静な判断を下した伊野尾慧様をまずは褒め称えたい。

そうです、伊野尾くんは猫です。
ヲタクは伊野尾くんににゃあにゃあ言ってほしいのです。
それと同じように知念くんはネズミだし裕翔くんはうさぎだし髙木くんは犬なのです。これが世の真理です。でもこの当たり前の公式が通用するのってヲタク内の更に限られたコミュニティ内のみだと思うんです。

私たちは「Hey!Say!JUMP」という物語を外側から、ある意味神の視点で観察しているからこそ、容易にこれらの理解が可能ですが、今まさに物語の渦中に生きている人間がこんなに的確に配役できるもんなのかと。
ましてや自分にぴったりの猫を配役できますか?貴方ならどうですか?なかなかできませんよね??????????????????

「猫の配役を自分にするなんてあざといなw」とか言われることも分かっているはずです。さすがにそんなことくらい誰にでもわかるでしょ。

「マウンティング」という言葉が流行ったことからもわかるように、現代社会は無駄にレッテルを貼り合いツッコミ合い、なんとかレッテルを貼られないように、ツッコむ立場でいられるようにと揚げ足を取られないように躍起になる世界じゃないですか。それなのに決して客観性を欠くことなく、それでいて他者からの批判的評価を過剰に意識して予防線を張ったり保険を掛けるような真似をしないってすごくないですか!?!?!?!?!?!?!?!?
 
こんなとき一般的には、照れなどから自分をネタ的な位置に配置しギャグ方向へ逃げてしまいがちだと思うんです。
そんなつまらない自意識に踊らされず、いつでもフラットに自分自身をも俯瞰で視ることの出来る伊野尾神に感謝するしかない。そして盛大な拍手を送りたい。

大正解でした!!6220000000000000000000ポイント!!!!!!!!!!!!!!!

 

私は何を真剣に語ってるんでしょうね。
曲に対する感想はね、

もうさみしいって言わせない(棒) 泣き虫もきっと直すよ(棒) ねぇ×4 もう(棒) ねぇ(棒) ねぇ!!!
涙なんて舐めちゃえ(棒) わがままもきっと直すなり(棒) ねぇ ねぇ×4 もう(棒) ねぇ(棒) ねぇ!!!

↑この部分のあざと可愛さと歌声の不安定さがめっちゃ『恋愛サーキュレーション』だ!!!ってなった。
まぁ花澤香菜か伊野尾慧か、みたいなとこあるからねぇ(?)

もしくはやくしまるえつこかな?(すっとぼけ)


それと「ツンデレな犬」「気分屋な猫」などキャラ設定がしっかり描かれている点が、投げやりじゃなくてディティールに拘ったんだなということも窺えて、曲を一つの物語としてみても完成されるなぁと思った。萌え視点としては設定の細やかさって大事だからね。

欲しがる僕たちに応えてよ」「お鼻ヒクヒク」などのワードはなんとなく卑猥に感じて「ペットショップってどういう店・・・あっ(察し)」ってなった。
ペットショップラブモーション(意味深)

※「ぺトラ」とか略してる人もちらほらいるようだけど私の中で「ペットショップラブモーション」が幸せの呪文すぎてわざわざ14文字のスペースを取ってまで「ペットショップラブモーション」と呼び続けたい。


あと私トンチキ成分が無いと死んじゃう体質なので、今回のアルバム普通にかっこいい曲が多くて瀕死状態だったところにこの曲がぶっこまれたので喜び倍増だったわ。


いやー、それにしても4人には、心から感謝申し上げたい。
普通だったらさ、若い男の子なら同性受けを気にしたり、照れから面白に逃げたくなるもんじゃん。それなのにね、ネタに走らずに全力で「カワイイ」をやり切ってくれていてね、しかも誰一人として嫌々やってるような振る舞いをしないんだ。
見た目一番嫌がりそうな、ギャップ萌えの権化こと髙木くんが「恥ずかしい」とは言いつつも「お気に入りの曲」にこの曲を挙げていたりね、もうね・・・言葉にならないね。

やらされているわけじゃなく、自らの意思に基づき「ちゅう♡」だの「にゃあ♡」だの「ぴょん♡」だの「わん♡」だの言ってるなんてかっこいいね。アイドルの鑑だね。

みんな、ペットショップラブモーションを歌ってくれてありがとう。アイドルになってくれてありがとう。生まれてきてくれてありがとう。知念侑李くん、伊野尾慧くん、中島裕翔くん、髙木雄也くんのお父様お母様、息子さんを産み育ててくれてありがとうございます。彼らが生きる日本に、地球に、宇宙に、ありがとうさんきゅふぉー世界中へとはぐ。

 

  • 『3月14日』

一瞬コブクロの『ここにしか咲かない花』が始まるのかと思ったら違った。
なんかもうユニット出来立てほやほやのときに思った「こういう曲だろう」という予想となんの相違もなく、まったく思った通りの曲で、答え合わせのつもりで聴きました。自己採点の結果満点でしたね。期待を裏切らないあたり素晴らしいんじゃないかと思いました。

 

 

 

 

 

 

アルバム全体の感想としては「良質なJ-pop」って感じでした。ぶっちゃけトンチキ成分が恋しく感じられたのは私がセクゾ方面から来たからなんですかね?
あんま関係ないけどトンチキこそ正義だと考えている元二次元ヲタとしては、三次元のアイドルにも岩崎大輔さん作詞曲を歌ってほしくてたまりせん!(畑亜貴さんやこだまさおりさんもオナシャス!)

音楽的知識が皆無なのでコード進行だのはまっっっったくわかりませんが新しいCDなんかを聴くときって「なんか聞いたことある!」感が楽しいと思っているので今回それを多く味わえて、J-popの王道を突っ走ってる感じがとっても楽しかったです。これから聴き込むことになるんだろうなと思います!


あとアルバム全体を通して「JUMP」「JUMP」しつこいくらいに言ってる印象が強くて数えてみたんだけど、意外にも22曲中6曲だけでした(果たしてそれは少ないのか)。

JUMPの全楽曲中「JUMP」が出てくる曲は何曲なのか気になるんだけど誰か検証してたりするのかなぁ。