有岡くんに惹かれる自分に必死で抗う伊野尾担の日記

すごくすごく認めたくないんだけど有岡大貴くんに惹かれてしまう
私はすごくすごく抗うんだけどコンサートに入ると必ずといっていいほどこんな気持ちにさせられる

有岡くんは私の父親に似てる
私には父親を許せない部分が多々ある
だから本当は有岡くんを好きな自分を認めたくない
が、悔しいけど有岡くんがかっこよすぎて抗えない
それが辛い

具体的にどんな部分が似てるかなどの身内ネタは割愛するが、父に有岡くんほどの気遣いができるかと問われるとできないだろうし一緒にするのは間違ってるのは承知の上で書く

めっちゃ余談だがキスマイ北山の言動や立ち居振る舞いはマジで私の父親そのものだから本当に嫌い

有岡くんて男の子っぽい
そういうのが好きな女はたくさん居てそういうのが好きな女を否定する気はサラサラないが私は男性性にときめくことってほぼなくてだからこそ壁ドンや顎クイなどの男性性を誇示されるような従来のジェンダー役割に忠実な少女漫画的演出が大嫌いだし、とにかく既存の「理想的男女の恋愛のロールモデル」みたいなのに対するアレルギーが尋常じゃない病気である
超わかりやすく例えると「泥臭く部活を頑張る男の子と、それを見守るマネージャーの女の子の恋」とか私ゴリラだから完全にうんこ投げる
しかもストレス溜まってるから臭いと思う

有岡くんて少年のようにいつまでも男同士で騒いでそれを端から見る女に呆れたように「うふふ男の子って馬鹿ね」とか「いいなぁ男の子って」とか言われたそうなところがあって、だからこそ人気あんだろうなぁと思うし私はウワってなる

有岡くんてカースト最底辺喪女高校生の私が班の話し合いに参加できずにいると「あ、#NAME1# さん文化祭のクラスTシャツに絵描いてよ」って言ってくれるし突然のことにテンパってるとあとからコソッと「ごめんね#NAME1# さんにも楽しんでほしくてさ!本当に嫌だったら言ってね!」って言ってくれるし、体育祭の全員リレーではゴール付近で一人一人に声かけてて足手まといな私は一人で何人にも抜かされてチームはテンション下がってんのに有岡くんは一人ゴールで大丈夫大丈夫って拍手しながら迎えてくれて勿論その後はごぼう抜きでかっこいいし、消しゴム落としたら拾ってくれるし、トイレから帰ってきて自席が有岡くんの前の席だから遊びに来た伊野尾慧に占領されててもうすぐチャイム鳴りそうでとりあえず後ろの壁の掲示物を眺めながらどうしようって冷や汗流してたら有岡くんが気付いてくれて「おいいのちゃん!#NAME1# さん困ってんだろ!」って言ってくれるし、プリント回そうとしたら後ろの席の髙木くんが寝てて起こすの怖いしプリント置くスペースないしどうしようって困ってたら隣の席から「おい髙木!起きろよ#NAME1# さん困ってんだろ!」って助けてくれるしすごく抱かれたい

伊野尾慧は朝教室覗いて一番乗りの私と目が合ったのに自分の仲良い人が誰もいないという意味で「あれ?この教室誰もいなーい」とか言いそうで私は透明人間なの?って地味に傷付くし前の席の伊野尾慧はプリント回すとき振り向いてくれないからへー、ブスが移りますか?ってやかましいわ!って傷付くけど有岡くんは朝一で私の顔見て「あ、#NAME1# さんだけだ」って言ってくれるからカースト上位の人が私の名前覚えててくれたんだって嬉しくて一ヶ月はシャワー浴びながらその出来事を反芻するし、もちろんプリントは体ごと振り向いて渡してくれるから、喪女は消しゴムの見えないところにマジックで自分と有岡くんの名前を相合傘と共に記し意地でも使い切る(後半諦めてカッターでちょっと切り刻む)

それに「でもそんな喪女にも優しい有岡くんだけど実際手の届かない人………」ってわけでもなくて意外と喪女にも付き合える可能性がある人で有岡くん的にそれは恋愛経験のない喪女が可愛くて要は自分が優位に立てるからで私は有岡くんのそういうところがどうしても好きになれない

有岡くんてナチュラルに部活のマネージャー女と付き合いそうだし、それはマネージャーを無下に扱わずマネージャーにも心配りを忘れないからモテるのである

有岡くんは職場の飲み会で遅くなるとか日常茶飯事そうだし、女はみんなアボガドと海老のパスタとかクリームチーズとアサイーとマンゴーとスムージーが好きだと思ってそうだし、そんな女を愛しそう
それに料理作るときエプロン着けて髪の毛二つ結びにする女が好きそうだし彼女の趣味を自分も…ってよりは自分の好きな音楽を彼女に聴かせそう

仕事でミスして落ち込む有岡くんにそういうところも可愛くて好きなんだって言ってもムッとしそうだしそのくせ女にはダメなところが可愛いんだよとか悪気なく言ってきそうでモヤりそう
男のプライド(笑)とかつまんないこと主張してきそうでねえそれって見下してるんじゃないの?私はあなたの自尊心と優越感を満たすためだけの劣った存在なの?って詰問すればすごい困った顔して黙りそうだしそんな顔させたいわけじゃないのにってなって、でも有岡くんはいつも優しいし私はすごく好きなのに…辛い…うーん…ってなる

あと嫉妬とかもしてきそうで面倒臭いし
でもモテるのに浮気はしなさそうで私は浮気とかは全然されてもいいってのにでもそういう誠実なところはやっぱ好きである



コンサートに行くと本当に本当に認めたくないけど有岡くんに全てを委ねたいと思ってしまうし有岡くんの男性性に魅力を感じまくってしまう

そんな自分が嫌すぎるんだけど私は有岡くんに頼りたくなるし、逞しい有岡くんの上腕二頭筋にぶら下がりたくなる
多分有岡くんにそんな力はないから無理なんだけど、実際にぶら下がりたいわけではなくて「概念としての有岡くんの上腕二頭筋」に「概念としての私」が「概念として」ぶら下がりたい
あー有岡くんかっこいい

それに会社から疲れて帰ってきた有岡くんを癒したい(笑)しタコさんウインナーとウサギさんリンゴの練習もしたいしあと恋占いとかもしたいし有岡くんに馬鹿にされてヘラヘラしながらもう〜!とか言いたい

カーペットでゴロゴロしてる有岡くんになら掃除機でグイグイしてもう〜!ゲームばっかして〜!ってしたいのもわかる気がするし
有岡くんには昼間はツンデレな態度とって夜は組み敷かれたい、みたいなのもわかる気がするし
素早くベルトで手首固定されて「お前に拒否権はない」って捕食者の顔をされたいって気持ちだけはごめん全然わからない

でも有岡くんて休みの日に子供と一緒に出かけたら帰りに高いパフェとか食べさせて、私は家計を管理してるし躾のためにもいつもそんな贅沢はさせないから、子供たちに「お父さんは優しいけどお母さんはケチ」って認識されてしまい、その上有岡くんは「お母さんにはナイショな」とか悪戯顔して言っていいとこ取りするから完全に私が悪者になって嫌な思いをしそう

しかもそれが息子だった場合「男と男の約束だぞ」とか余計なこと言いそうで私はそういうのに疎外感を覚える
いつも子育てしてるのは私なんだよ!?

またそれらに加えて、公共料金の支払い、保険の見直し、社会保障に関する手続き、などなどやらなきゃならない面倒なことを後回しにしそうだからすごく結婚したくないなって思う(その点、伊野尾慧は手続きが上手いからすごく結婚したい)

そして挙げ句の果てにはマイナンバーの通知カード失くしたりして大変なことになりそう(伊野尾慧はマイナンバーの再発行も素早い)

あとこっちが問題を指摘してもそのときは真剣に考えてる素振り見せるけどちゃんと聞いてなかったりすぐ忘れたりして…
いやもうほんと有岡くんにはうちの父を投影してるだけなんだけど…
あとめっちゃ寝起き悪かったりとか



とにかく、普段は主に伊野尾慧のことが大好きすぎて鬱になる仕事をしていて趣味は伊野尾慧で特技は伊野尾慧、最近のマイブームは伊野尾慧で休日の過ごし方はだいたい伊野尾慧な私ですが、コンサートに入るといつも有岡くんにドキドキしてしまう
ブギノーブギブギノー岡くんには正直笑ってしまうが会いに来たよ岡くんとかみんな違ってみんないい岡くんがかっこよくてかっこよくて「みんな違ってみんないいというその柔軟な姿勢、素敵!」って感極まる

私は「雄みを感じる」とか「抱き捨てられたい」とかいう表現を見るたびウワッ…マジ無理…とか思う(※個人の感想です)んだけど、悪魔に魂を売ってすごくしたくない地雷表現をしてしまうと「メスとしての本能が突き動かされ子宮が疼く」状態になる

有岡くんんんんんんんあっ❤︎はぁ…❤︎有岡くんんんんんんんってなる

選択的夫婦別姓制度支持派だけど有岡に改姓するのは悪くないかなとまで思う



というコンサートの感想ではない謎の日記

有岡担に岩石を投げられても文句言えない日記書いといてなんだけど有岡くん大好き